単純にする意味


ロゴの最大のポイントは何かといえば、印象にあることは間違いありません。

ブランディングとして、認知してもらうためには、複雑なものは向かないでしょう。複雑になればなるほど、忘れてしまう可能性が出てくるからです。

ロゴのデザインは、限りなくシンプルなものが求められるでしょう。

デザインの究極はなにかといえば、なにも書かれていない白い紙でも伝えられることです。記憶をさかのぼっても、白い紙であることが認識できるだけで、すべてが引き出されていくでしょう。例えば、角に黒い点を1個つけたとします。

これで伝えられるのであれば、もう他には何もいりません。しかし、現実的にはこれでは伝えられないのが問題です。人間の能力の問題もあるかもしれませんが、だからこそ、できる限りシンプルなものにしていけば、記憶は単純に覚えていきますし、引き出すときも障害がなくなります。

実際に成功した企業を見てみるとわかるでしょう。赤字に黄色のMであったり、白地に赤文字で社名を入れたり、これだけでもどこの企業だか想像がつくはずです。単純なデザインだからこそ、印象に残り覚えていけるのは、忘れてはいけない重要なポイントです。

ロゴ制作の依頼などをする場合にも抑えておかなければいけません。